傷跡のメラニン色素沈着、美白化粧品でなんとなかる?

 

傷跡、ニキビ跡の色素沈着に

美白化粧品でメラニン色素の沈着を消すことはできない?

 

引っかき傷や切り傷の跡やニキビ跡の黒ずみ、紫外線によるシミはメラニン色素が沈着することによってできてしまいます。

 

本来メラニン色素は私たちの体を守るためのもの。
だから傷付いた部分や紫外線で刺激を受けた部分には沈着してしまうんです。

 

心のコンプレックスの元になる顔のシミは少しでも薄く、目立たなくしたいもの。
シミのケア方法として最も多くの方が利用しているのが美白クリームや美白化粧水など、美白成分が配合された基礎化粧品ではないでしょうか。

 

しかし残念なことに、多くの美白化粧品には傷跡やシミを薄くする効果はほとんど望めません。

 

「ホワイトニング○○」や「美白○○クリーム」といったコスメの多くは紫外線によるシミを予防するための成分が配合されています。
しかし、出来てしまったシミを消すための成分がは含まれていないことが多いのが現実です。


 

傷跡やシミを消すための方法 「漂白」と「ターンオーバー」

傷跡、ニキビ跡の色素沈着に

では、傷跡や出来てしまったシミは諦めるしかないのでしょうか?

 

ここで子供の頃や若い頃のことをちょっと振り返ってみましょう。
日焼けをしてもシミなどはできないし、多少の怪我をしても傷跡はいつの間にか消えていたのではないでしょうか?

 

通常、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は約28日周期で行われます。
年齢と共に代謝が衰えてくるとこの周期が伸びてしまい、40歳では40〜50日かかってしまうと言われています。

 

ターンオーバーが正常であれば、メラニン色素も肌に沈着する前に排出されます。
しかし、代謝が遅くなることでメラニンが定着してしまい、それがシミや跡として残ってしまうというわけです。

 

この沈着してしまったメラニンを薄くするためには2つの方法があります。
「1.メラニンを漂白する」ことと「2.ターンオーバーを正常化する」ことです。

 

メラニンを漂白する

ハイドロキノン

沈着してしまった色素を漂白する成分として、その効果が現段階で最強と言われているのがハイドロキノンです。

数年前までは医療機関でしか使用できなかったハイドロキノンも、安定性を高める技術の向上から、美白化粧品にも利用できるようになりました。

 

肌に浸透しにくいハイドロキノンは化粧品メーカーによって効果を実感する度合いも異なります。
はじめてハイドロキノン配合の化粧品を選ぶ場合は、安定性が高く刺激になりにくいこと肌への浸透率が良い事などを条件にしてみると良いでしょう。

 

ターンオーバーを正常化する

シミ

肌の生まれ変わりを正常に近い状態に持っていくことで、色素が定着してしまった部分の皮膚の生まれ変わりも促進します。

 

ターンオーバーが正常であれば、皮膚が全体的に明るくツヤのある状態に保たれ、毛穴も目立たなくなります。
肌の明るさは、相手に若々しい印象を与えるポイントとなります。

 

ターンオーバーを正常化するためにはエステや美容外科に通い施術を受ける方法もありますが、自宅で行う場合は美顔器などの美容機器を使うと効果を実感しやすいでしょう。


傷跡の茶色い色素沈着には美白化粧品が有効

傷跡の色素沈着に

傷跡やニキビ跡、虫刺されの跡などがシミのように茶色くなって消えないことがあります。

その他、毛抜きなどでムダ毛を抜くことで毛穴の周りが炎症を起こしたことにより黒ずんでしまったような場合もこれと同じタイプです。
これらの色素沈着には美白化粧品が有効です。とくにビタミンC誘導体入のものがおすすめです。
そのままにしていても消えることもありますが、消えるまでに数年間かかるケースもあり、さらに紫外線にあたることで消えにくくなるため、化粧品でケアするのが良いでしょう。
美白化粧品やシミ取りクリームなどは、年齢によって出来たシミ対策のもの、という印象がありますが、むしろ傷跡の色素沈着にこそ美白化粧品が有効です。
ただし、化粧品を選ぶ際に注意したいのが、本当に美白成分が入っているかどうか?ということです。
「ホワイト○○」などという化粧品は美白化粧品のイメージがありますが、本当に美白成分が入っていないものもあります。
とくにニキビ跡の赤みや傷跡、虫刺され跡が残ってしまった茶色いシミにはビタミンC誘導体入りのものがおすすめです。
ビタミンC誘導体とは分子が大きく肌に入り込みにくいビタミンCを吸収しやすい形に変えたものです。
抗酸化作用もあるため、アンチエイジングのためにも配合されることが多いほか、ニキビの炎症を抑えるのにも役立ってくれる、まさにオールマイティな成分です。
ただし、どんな成分にしろ、肌質・体質によって合う方と合わない方がいらっしゃいます。
コスメ選びの際も、まずはトライアルセットやお試しサイズのものから使ってみて、ご自分の肌の状態を確かめてから本格ケアをはじめるようにしてくださいね。
35歳からの美白方法完全ガイド」なども参考になさってみてください。


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